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認知行動療法

パニック障害の治療の中で最近注目されているのが、認知行動療法です。認知行動療法はまずはじめに、精神科医など経験豊富な治療者と一緒に行うことが必要です。

基本的には、物事に対する認知を修正し、気分や行動を変化させるという治療法です。 ここでいう認知とは物事の対する考え方、とらえ方という意味合いが強いですね。

ですから、認知行動療法は本人の「自動思考」を知ることからスタートします。自動思考とは、ある物事に直面した際に自然に(自動的に)わいてくる思考のことで、いわば本人の思考パターンのことですね。

つまり、「私はどのような考え方を持っているのか」を明確にするということができます。 実は、この自動思考は本人が思っている自分とかけ離れていることが多いのです。

特にパニック障害の患者さんの中には、自分が「甘く心の弱い人間だ」「自分は人に迷惑をかけている」と思い込んでいることが良くあります。

その思い込みに基づき、すべての物ごとに感情が派生するので、すべてがネガティブになるのです。

どのような考え方を持っているのか、について専門家にじっくりカウンセリングを行ってもらい明らかにすることでパニック障害を改善していくための糸口が見えてくるでしょう。

「パニック障害が起きない時」を知っておけば安心

パニック障害の症状として、予期不安と広場恐怖があります。これらは主に認知の誤りにより引き起こされると言われています。

例えば、一度駅の改札付近でパニック発作が起きたとします。そうなると、駅の改札で発作が起きるという一種の認知ができてしまいます。

それにより、駅の改札を見るだけでもパニック発作が起きてしまうことがあるのです。ここでは、その認知自体を正確に戻すことが必要です。

つまり、たまたま駅の改札で発作が起きたのであり、駅の改札で発作が起きるわけではないということです。 このように認知を修正していくのに必要なのが、「パニックを引き起こさない時」に関する多くの情報です。

実際にパニック障害になったからと言って四六時中パニック発作が起きているわけではありません。

そうしたパニック発作が起きない状況をたくさん情報として積み重ねていくことで、予期不安自体を改善していくことができます。

例えば、ある駅の改札で発作が起きたとしても、それまで発作がおきずに通過できた駅の改札を具体的にリストアップしていくなどの方法があります。

それにより、実際にはパニック発作がおきずに改札を利用できる確率の方がずっと高いことを知るのです。

あなたのすべての行動をノートに書いてみよう

認知行動療法において必要なのは、患者さん本人が行動や思考をノートに書いていくという作業です。これは、自分の考えの偏りを見極め、行動を変化させるための有効な手段になります。

パニック障害の患者さんは、パニック発作が起こったと同じ状況を回避しようとします。

さらにはまたパニック発作が起こりそうな状況を回避するため、特定の状況や場所を避けている方が多くおられます。

多くの患者さんは、自分のすべての行動をノートに書き留め、なぜこう行動したのか、どんな気持ちだったかを克明に描くことができます。

また、実際にはある特定の状況を避けたが仮にそこに行ったなら現実としてどんな状況が生じたかなどを客観的に書くことで、特定の状況や場所に慣れていけるように練習していくことができます。

イライラ、不安、恐怖の「正体」を知ることが目標

認知行動療法は、大変根気が要る治療法のひとつですが、認知行動療法を始めてもすぐにパニック障害が改善するということはほとんどありません。長い時間がかかります。

なぜなら、この治療はパニック発作を鎮めることを目的とはしていないためです。 目的は発作が起こるきっかけを知ることです。

発作を鎮める方法には、そのパニック発作を引き起こすイライラや不安、恐怖の正体を知ることにあるからです。例えば、簡単な例として「猫が怖い」という人がいます。

猫を見るだけで冷汗がでてきて、動悸が始まります。 じつは、この「怖い」の背後に、小さなころ妖怪化け猫の映像を見てショックを受けた、その後、暗闇で猫が獲物を追っているのを見た、化け猫の映像と重なった、その猫が振り返った時目が光った、怖かったという一連の流れがある場合があります。

大人になって、妖怪化け猫の映像はCG合成であることはすぐにわかるのですが、すでに猫=怖いという思考パターンがある場合、途中にあった子供っぽい恐怖が原因であったことはすっ飛ばしてただただ猫が怖いのです。

パニック障害をお持ちの患者さんは、この途中の図式が思い込みやネガティブな思考で構成されていて、すぐに恐怖やイライラ、不安につながるという場合が多いのです。

その感情に至るまでの経緯を探ることで、不安や恐怖をひとつづつ軽減していくことができます。 それはパニック障害そのものの治療に欠かせないステップですね。

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