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「脳の誤作動」ってどういうこと?

パニック障害の原因として「脳の誤作動」という言葉が使われます。パニック障害は不安や緊張、恐怖からくるのでなんとなく心の病気と思いがちですが、実は脳が関係しているのですね。

しかし、「脳の誤作動」って、今一つピンと来ない方も多いのではないでしょうか?実は脳の誤作動って結構あるんです。それが原因で頭痛や腰痛など一見全く関係がない症状が出ることもあります。

脳の誤作動とはどういうことなのでしょうか?それを知るためにはまず脳の構造を思い浮かべてください。大脳、中脳、小脳、脳幹、視床下部、脳下垂体、松果体、青斑核、延髄という臓器で構成されています。

それらの臓器の神経細胞がお互いのバランスをとってうまく機能しているのですが、そのバランスが崩れることを「脳の誤作動」と言います。

つまり、いずれかが過剰に反応したり機能したりすることがあるということですね。 パニック障害においては、青斑核が過剰に反応することが原因でないかと言われています。

そのため不安や恐怖をコントロールできなくなるのですね。じゃあ、青斑核の治療が必要なのか?と言われるとそうでもないんです。

この脳の誤作動を引き起こす原因になる神経細胞のバランスを崩す原因となるものを見極め改善していくことが鍵になります。自律神経と神経伝達物質ですね。ではこれらの働きを詳しく見てみましょう。

自律神経って何? 神経伝達物質って何?

パニック障害を語るにおいて切り離せない、自律神経と神経伝達物質。これそもそも何なのでしょう?わかるようではっきりしないこの2つをまずしっかり理解しましょう。

自律神経とは?自律神経とは末梢神経の1つです。 自分の意思とは関係なく働き、消化器、血管、内分泌腺、生殖器などの機能を促進したり抑制したりします。

交感神経と副交感神経があり、これらがうまく交互に働いていると体の機能全体がうまくいくと言われています。 しかし、交感神経が敏感になりすぎると、動悸や過呼吸、胃腸障害などパニック障害の原因になることがあります。

神経伝達物質とは?神経伝達物質とは人の脳の中にあります。ニューロンという細胞でつくられ、シナプスで放出されます。神経細胞に情報を伝達するために存在しています。

そして細胞を興奮させたり、抑制させたりする働きがあります。パニック障害に大きな影響を及ぼしているのは神経伝達物質のなかでも、ノルアドレナリンとセロトニンです。

ではこの2つとパニック障害とのかかわりを見てみましょう。

ノルアドレナリンの働きとパニック障害との関係

ノルアドレナリンが過剰になると不安感やストレス、恐怖感が増します。別名「怒りのホルモン」と言われているくらいなのです。

そもそもは、ノルアドレナリンは危険が迫った時に警報を発する神経が作動するように働いています。 また、ノルアドレナリンには強い覚醒力があり、人が意識を持続するために欠かせません。

また記憶や集中力を高める働きもあります。しかし、ノルアドレナリンが働きすぎると、少しの異変でも危険と察知し、交感神経を刺激して危険に対抗しようとします。

交感神経が刺激されると、人の意思に関係なく心拍数がや血圧が上がりますから、動悸息切れなどパニック症状を引き起こす原因になります。ノルアドレナリンはストレスに反応しやすいのが特徴です。

ストレスを受けるとすぐに放出され、怒り、不安、恐怖といった感情とともに体にも異変をもたらします。ストレスがパニック障害の発作のスイッチともいえます。

セロトニンの働きとパニック障害との関係

セロトニンはノルアドレナリンに対しても働きかけ、神経伝達物質をコントロールすることができるので精神を安定させてくれます。

セロトニンが正常に働いている状態ではノルアドレナリンはむしろ人間にとって良い働きしかしません。

しかし、セロトニンが不足すると、ノルアドレナリンが優位になり、恐怖や不安、怒りが増し攻撃性を持つようになります。

また、セロトニンが不足していくと、体温調節や血管、筋肉の調節などが上手にできなくなってしまいます。

そのため、パニック障害の発作症状である大量の汗や震え、めまい、呼吸困難などにも影響があると言われています。

セロトニンはストレスに非常に弱いので、長期間ストレスに慣らされるとセロトニンの分泌能力は大きく減少します。 また、幼児期の感情が大きな影響を与えるとも言われています。

パニック障害を治療していくにあたって、セロトニンを増やすように働きかけることは必須と言えます。それには薬物療法に加え、朝の日光に当たること、規則正しい睡眠の習慣、適度な運動などが含まれてきます。

さらに、ノルアドレナリンの分泌を抑制できるよう、ストレスをためないようにする、脳と心はリラックスした状態を保てるようにするなどの働きかけも有効です。

パニック障害には脳が関係していることがよくわかります。 ですから、「パニック障害になるのは自分の気持ちが弱いから」などと決めつけずに、適切な治療を受けるようにしましょう。

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