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「空いている飛行機なら大丈夫」なわけではない

パニック障害患者さんの多くにとって飛行機は鬼門ですね。パニック障害ではなくても飛行機が苦手な方は多くおられます。でも、飛行機がクリアできれば世界はグンと広がります。

何とか克服したいものですね。 多くの方が誤解をしておられるのですが、「空いている飛行機なら圧迫感がないので平気なのではないか」という点です。実はこれ、間違いです。

というのも、パニック患者さんが飛行機を苦手とする理由はもちろん圧迫感もありますが、主なものは広場恐怖なんですね。 広場恐怖症とは、自分が容易に抜け出せないと感じる場所や状況に対しての恐怖心です。

ですから大きな飛行機でガラッガラに空いていたとしても、一旦乗った飛行機は目的地に着くまで外に出られないという事実がパニック患者さんにとっては恐怖の原因になります。

飛行機を克服するにあたって、いわゆる小さいぎっちぎちの飛行機が悪いというのは一目瞭然ですが、空いていればいいというものでもないということは初めに理解しておきましょう。

CAさんはパニック障害の乗客の対応を知っている

飛行機に乗る際に、心強い情報を一つ。それはCAさんたちはパニック所以外の乗客に対応するための訓練を受けている、ということです。

もちろんパニック障害だけではなく、高所恐怖症や閉所恐怖症、不安症、心臓病、高血圧、糖尿病など空の上でいきなり容体が変化する可能性のあるいろんな病気や症状に対しての基本知識を持っておられます。

カウンターでパニック障害であることを伝えておけば、連絡してくれます。そして、CAさんはパニック障害だということを理解したうえでとても親切に対応してくれますから何の心配もいりません。 実

際にパニック障害患者さんが東京から沖縄の国内線を利用した際、カウンターでパニック障害を患っていることを告げたそうです。

その後、飛行機に乗った後でCAさんが個人的に近づいてくれて、「気分が悪くなったらすぐに伝えてください」と言ってくれた上に、載っている間も何度もさりげなく確認してくれたと言っていました。

さすがにプロですね。 これは国際線でも同じで、CAさんはみんな慣れていますから安心してください。

「窓側」「水」「機内サービスを楽しむ」のススメ

パニック障害患者さんが飛行機を克服するためのポイントは飛行機を楽しむことです。まずは席選びからですね。ネットではよく通路側の席がおすすめです。

となっていますが、通路側って意外に人と接することが多いのでお勧めできません。 例えば奥の席の人がトイレに行くときや、機内サービスの際に、またいろんな人が横を通っていく感覚など、自分の個人空間を保ちにくいのです。

ですから、できれば窓際に座り、一人の落ち着ける空間を作りましょう。 水は自分で持っておくと便利です。緊張や不安があると口が乾きますよね。逆に口やのどが潤うと少し落ち着きます。

ちょくちょく水を飲めるようにマイボトル持参で乗りましょう。「水ください」と初めにお願いすればマイボトルに入れてくれるサービスもありますよ。

パニック障害の方が、飛行機を克服する大きなヒントは機内サービスを楽しむことです。機内サービスといえば、ドリンクと機内食がぱっと思い浮かびますよね。

そう、このおかげで気持ちが切り替えられ、フライト時間が短く感じられます。また、個人モニターで映画を見たり、音楽を聞いたりすることもできます。

1時間半くらいのフライトだと、ドリンク、機内食、映画としているうちにあっという間にフライトは終わります。できるだけ気を紛らわせながらフライトを楽しめるようにしましょう。

薬でコントロールする練習をしておこう

飛行機に乗る前に、かかりつけの医師に相談し、頓服をもらっておくと安心です。頓服は基本的にベンゾジアゼピン系抗不安薬が処方されます。

即効性があるので、発作がおきそうだと思ったらすぐ飲むと効果があります。実際に飲むかどうかは別として、この頓服を持っていることで安心し、発作を起こしにくいというデータもありますから必ず持って乗りましょう。

パニック障害になってから初めて飛行機に乗るというときなどは家族や友人と一緒に乗る方が望ましいですね。なぜなら、急に発作が襲ってきたときに一人では薬を出せなかったりするからです。

自分でもわかる動悸が激しくなってきたなど早い段階で薬を飲むようあらかじめ目安をきっちり設けてくといいですね。一緒に乗る人にそのことを伝えておくとさらに安心です。

CAさんに自分がパニック障害であること、そして頓服を持っていることなどを伝えておくともしもの時にその頓服を使ってくれます。協力者、理解者をたくさん作っておくというのは大切なことです。

パニック障害だからといろんなことをあきらめるのではなく、どんどん世界を広げていきたいですね。うまく障害と付き合い自分をよく理解できれば、できることも増えていきますよ。

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